日本酒の「若波（わかなみ）」の特約店は？正規販売店・取扱店まとめ！【若波酒造】

2025年5月7日お酒取扱店,日本酒,特約店,若波,販売店

1 日本酒「若波」の魅力と特徴
2 注意点とおすすめの楽しみ方
3 日本酒「若波」の正規取扱店・特約店一覧
4 日本酒「若波」を定価で購入できるオンラインショップ一覧

日本酒「若波」の魅力と特徴

1. コンセプト：味の押し波・余韻の引波

「若波」は、口に含んだ瞬間に旨味が押し寄せ、すっと引いていく余韻が特徴の日本酒です。その味わいは「味の押し波・余韻の引波」と表現され、滑らかで軽やかな飲み口が魅力です。香りや味が主張しすぎないため、食中酒としても最適です。

2. 使用米と酵母：福岡産の酒米と独自の酵母

若波酒造では、福岡県糸島産の酒造好適米「山田錦」や「壽限無（じゅげむ）」、一般米ながら日本酒造りに適した「夢一献」などを使用しています。特に「壽限無」は、福岡の蔵元と農家が共同で開発した比較的新しい品種で、心白が大きめでやわらかいのが特徴です。
酵母には、協会701号、秋田今野株、FY-2（福岡夢酵母）などを使用し、それぞれの酵母が持つ特性を活かした酒造りを行っています。

3. 酒造りの工夫：低温管理と冷凍麹の活用

温暖な福岡に位置する若波酒造では、低温を保ちながら酒造りを行うための工夫が随所に施されています。仕込み水を凍らせてクラッシュアイスにしてからタンクに投入することで低温を維持し、麹を冷凍保存することで発酵温度を下げる役割も担っています。

4. チーム若波：姉弟と仲間による酒造り

若波酒造は、姉の今村友香さん（8代目杜氏）、弟の今村嘉一郎さん（4代目当主）、そして9代目杜氏の庄司隆宏さんを中心とした5人のチームで酒造りを行っています。女性杜氏として九州初の快挙を成し遂げた友香さんのもと、再現性の高い酒造りを追求しています。

5. 代表銘柄と特徴

若波純米吟醸: 穏やかなバナナ香とメレンゲのように優しく溶けていく余韻が特徴。ワイングラスでの試飲がおすすめです。
若波純米大吟醸: 果実感がありながら爽やかな後味。飲み頃の温度になると若波マークが浮かび上がるラベルが特徴です。
若波スパークリング: 福岡県発祥の新品種「壽限無米」を使用し、FY-2酵母と白麹を用いた瓶内二次発酵によって造られたスパークリング酒。クリーミーな泡立ちが心地よい味わいです。
なみかん（Namican）: アウトドアに適したアルミ缶仕様で、携帯しやすく、燗酒としても楽しめます。