【日本酒ニュース5本】2025年9月24日版|業界の最新トレンド|新商品・受賞・イベント【毎日更新】

毎日更新でお届けする「日本酒ニュース5本」シリーズ。
この記事では、話題のイベント情報から新しい日本酒の楽しみ方まで、5本のニュースをまとめてご紹介します。気になる話題をチェックして、ぜひ次の一杯やお出かけの参考にしてください。
SAKE HUNDRED、限定商品『弐光』が1年で納入店舗数2倍に拡大

高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の挑戦
高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を展開するClear Inc.は、2024年に発表した小売店・飲食店限定商品『弐光(にこう)』の納入店舗数が、この1年間で約2倍に増加したと発表しました。高価格帯でありながらも、プレミアムな味わいとブランド力によって販売チャネルを急速に拡大しており、日本酒市場における注目の存在となっています。
『弐光』の特徴
『弐光』は、山田錦を贅沢に使用し、純米大吟醸ならではの華やかで奥行きのある香りと味わいを持つ限定商品です。小売店・飲食店専用として展開することで、店舗側の差別化にも貢献し、消費者に特別な体験を提供しています。ブランド戦略の一環として「限定流通」を徹底しており、高級感と希少性を高めています。
店舗数拡大の背景
今回の納入店舗数拡大は、プレミアム日本酒需要の高まりや、飲食業界における体験型消費のトレンドが後押ししています。さらに、海外市場における高評価も追い風となり、国内外でのブランド力強化が続いています。
購入方法と楽しみ方
まとめ
『弐光』の成功は、日本酒の高付加価値化が進んでいることを象徴しています。限定流通によってブランド体験を強化しながらも市場を広げており、今後さらにどのように展開していくのか注目されます。
参考・引用元:PR TIMES|Clear Inc. プレスリリース
10月1日は「日本酒の日」!全国一斉「日本酒で乾杯!」キャンペーン開催

「日本酒の日」とは?
10月1日は、日本酒造組合中央会が定める「日本酒の日」。全国各地で日本酒の魅力を広めるためのイベントやキャンペーンが展開される特別な日です。2025年も「全国一斉 日本酒で乾杯!」イベントが実施され、消費者・飲食店・酒蔵が一体となって日本酒文化を盛り上げます。
イベントの概要
今年はオンラインとオフラインの両面で展開され、参加者が全国一斉に乾杯する瞬間を共有します。飲食店や百貨店などでも日本酒の日を記念した限定メニューや試飲企画が用意される予定です。
特に、若い世代や海外からの訪日客に向けて「日本酒を楽しむ日」として認知を広げる狙いがあります。
注目ポイント
- 全国同時刻に日本酒で乾杯する参加型イベント
- 飲食店や小売店での記念キャンペーン
- SNSでの乾杯投稿による拡散企画
日本酒の日におすすめの銘柄
この機会に改めて日本酒を楽しみたい方におすすめの銘柄をご紹介します。
まとめ
「日本酒の日」は、ただ飲むだけではなく、日本酒の歴史や文化を再認識する機会でもあります。お気に入りの銘柄で乾杯しながら、全国で広がる日本酒の魅力を一緒に体感してみてはいかがでしょうか。
参考・引用元:PR TIMES|日本酒造組合中央会 プレスリリース
月桂冠×静岡県立大学、低アルコール日本酒の吟醸香を嗅覚受容体レベルで解析

研究発表の概要
月桂冠株式会社と静岡県立大学の共同研究グループは、低アルコール日本酒に含まれる吟醸香成分の感じ方を、ヒトの嗅覚受容体レベルで解析した研究成果を発表しました。本成果は2025年9月24日に公開され、日本酒業界の科学的アプローチとして注目を集めています。
吟醸香とは?
吟醸香とは、フルーティーで華やかな香りのことを指し、日本酒の中でも特に純米大吟醸や吟醸酒に多く含まれる特徴的な香りです。低アルコール日本酒でも、この吟醸香がしっかりと感じられることが今回の研究で科学的に裏付けられました。
研究の成果と意義
- 低アルコールでも日本酒らしい芳香が保持されることを証明
- 消費者の嗜好性に基づいた商品開発の可能性拡大
- 日本酒の「飲みやすさ」と「香りの豊かさ」の両立に期待
今後の展開
今回の成果は、新しい日本酒スタイルとして注目されている低アルコール商品の開発を後押しするものです。健康志向やライトユーザーに対応した新商品誕生が期待され、日本酒市場のさらなる拡大に寄与すると見込まれています。
まとめ
月桂冠と静岡県立大学による研究は、日本酒の新しい可能性を科学的に解明する第一歩となりました。低アルコールでも香り高い吟醸酒が楽しめる未来に向け、今後の商品展開に期待が高まります。
参考・引用元:月桂冠 公式ニュースリリース
「もぎたて生桃のお酒」新発売!完熟桃を贅沢に使用したフレッシュな果実酒

新商品の特徴
株式会社チョーヤは、2025年9月24日より「もぎたて生桃のお酒」を新発売しました。本商品は、樹の上でぎりぎりまで完熟させた桃をそのまま使用し、収穫後すぐに仕込むことで、果実本来のフレッシュで濃厚な味わいを実現しています。
こだわりの製法
完熟桃の香りとジューシーな果汁感を最大限に活かすために、低温で丁寧に仕込みを行い、果実の鮮度をそのまま閉じ込めています。砂糖を控えめに仕上げることで、桃本来の自然な甘みと酸味のバランスを楽しめる設計になっています。
おすすめの飲み方
- 冷やしてストレートで味わう
- 炭酸水で割って爽快なスパークリング風に
- デザートに合わせてフルーティーなペアリング
まとめ
桃の収穫期ならではのフレッシュさを閉じ込めた「もぎたて生桃のお酒」。果実感を楽しみたい方や女性にもおすすめの一品です。季節限定ならではの味わいをぜひ試してみてください。
参考・引用元:PR TIMES|チョーヤ梅酒株式会社 プレスリリース
千葉県の17蔵が集結!「千葉の酒フェスタ2025」が東京・有楽町で開催

イベント概要
千葉県酒造組合は、県内17蔵による日本酒イベント 「千葉の酒フェスタ2025」 を、2025年9月27日(土) に東京・有楽町の東京交通会館ダイヤモンドホールで開催します。会場では100種類以上の日本酒が並び、蔵元・蔵人と直接交流しながら試飲や購入が楽しめます。
開催情報(要点)
- 日時:2025年9月27日(土)
- 会場:東京交通会館 ダイヤモンドホール(有楽町)
- 参加蔵:千葉県内の17蔵(下記参照)
- 出展酒:100種類以上の日本酒を予定
- チケット:前売 3,500円(事前購入制/1,000円分の「ちばの酒」購入チケット付き)
- 定員:各部400名(セブンチケットで販売、当日券なし)
- 主な企画:蔵元との交流、試飲・販売コーナー、テーマ企画「発酵県ちばがおりなす地酒と黒アヒージョのハーモニー(無料提供)」
参加予定の主な蔵元(例)
参加17蔵の中には、以下のような千葉を代表する蔵元が含まれます:
- 甲子(飯沼本家)
- 長命泉(滝沢本店)
- 福祝(藤平酒造)
- 木戸泉(木戸泉酒造)
チケットと参加方法
本イベントは事前購入制です。チケット販売はセブンチケット等の公式販売窓口で行われています(各部定員に達し次第販売終了)。前売券には「ちばの酒」購入に使用できる1,000円分のクーポンが付属するため、会場での購入にも便利です。詳細・購入は公式ページをご確認ください。
おすすめポイント
- 千葉の蔵元17蔵が一堂に会する珍しい機会。普段出会えない限定酒や蔵元のおすすめが揃います。
- 蔵元と直接話せるため、造り手の話や飲み比べのコツを聞ける教育的価値が高いイベントです。
- 「黒アヒージョ」など地元の味覚と日本酒のペアリングを楽しめる企画がある点も注目。
まとめ
日本酒ファンはもちろん、これから日本酒を楽しみたい人や千葉の食文化に興味がある人にもおすすめのイベントです。定員制で前売りのみのため、参加を検討する方は早めにチケットを確保してください。
参考・引用元: SAKETIMES|千葉の酒フェスタ2025 告知記事、 千葉県酒造組合 公式サイト
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