【日本酒ニュース5本】2025年9月19日版|業界の最新トレンド|新商品・受賞・イベント【毎日更新】
毎日更新でお届けする「日本酒ニュース5本」シリーズ。
この記事では、話題のイベント情報から新しい日本酒の楽しみ方まで、5本のニュースをまとめてご紹介します。気になる話題をチェックして、ぜひ次の一杯やお出かけの参考にしてください。
萩原酒造の170周年記念酒3種が「Japan Women’s SAKE Award」で金賞3冠を達成
創業170周年を迎えた萩原酒造株式会社は、記念に醸した3種類の限定記念酒が、女性審査員を中心とする品評会「Japan Women’s SAKE Award」においていずれも金賞を獲得したと発表しました。周年記念の特別な仕込みが、高く評価された形です。
📍 所在地・蔵元情報
- 会社名:萩原酒造株式会社(清酒「徳正宗」醸造元)
- 所在地:〒306-0433 茨城県猿島郡境町565-1
- 代表者:萩原 康成
- 創業:1855年(安政2年)
🏅 受賞のポイント
- 対象は「萩原酒造170周年記念」として仕込まれた限定3銘柄(各種とも数量限定・周年企画品)。
- 審査は女性の味覚・嗜好を重視する「Japan Women’s SAKE Award」の基準に沿って行われ、香りの繊細さや味のバランス、食中酒としての適性などが高く評価されました。
- 今回の金賞受賞は、「伝統的な技術の継承」と「現代の嗜好に応える味わい」の両立を示す結果として注目されています。
🍶 味わいの特徴(公式発表を元に要約)
公式リリースでは、3銘柄ともに「米の旨みをしっかり感じさせつつ、後口がきれいで食事と合わせやすい設計」が意図されていると説明されています。華やかな香りと程よい酸味、丸みのある旨みのバランスが、今回の評価につながったポイントです。限定品らしい丁寧な造りが光ります。
📦 販売・購入リンクのご案内
- 170周年記念酒(720ml瓶)は萩原酒造の公式オンラインショップおよび一部取り扱い店で数量限定で販売予定です。
- 代表銘柄「純米吟醸 ひたち錦」「徳正宗 大吟醸」「純米原酒 河岸花火」などは下記リンクで購入可能です:
🛒 代表銘柄の購入リンク
📌 なぜこの受賞が意味を持つか
- Japan Women’s SAKE Awardは女性の視点を重視する審査会で、食卓に合う日本酒を見極める指標として評価が高まっています。
- 地元蔵元が周年記念で生み出した酒が女性審査員にも支持されることは、地域ブランドとしての強化にもつながります。
まとめ
萩原酒造株式会社の170周年記念酒3種が金賞3冠を獲得したニュースは、伝統ある蔵元の技と時代に応える味づくりの好例です。購入は数量限定・取り扱い店舗限定となるため、公式情報・オンラインショップを随時チェックすることをおすすめします。
世界的ソムリエ・大越基裕氏、ナオライ「浄酎 -JOCHU-」のアドバイザーに就任
広島県のナオライ株式会社が手掛ける独自の蒸留酒 「浄酎 -JOCHU-」 に、世界的ソムリエとして知られる 大越基裕氏 がアドバイザーとして就任しました。ワイン業界で培った知見を活かし、日本酒や蒸留酒の新たな可能性を国内外に広めていくことが期待されています。
📍 企業情報
- 会社名:ナオライ株式会社
- 所在地:〒722-2102 広島県尾道市因島重井町4180
- 代表者:三宅 航太郎 氏
- 事業内容:伝統的な日本酒をベースにした新しい蒸留酒の開発・販売
🍶 浄酎 -JOCHU- の特徴
- 製法:日本酒を低温で蒸留し、雑味を取り除く独自技術を採用
- 味わい:フルーティーでクリアな口当たり、ワインのように繊細でエレガント
- 提供スタイル:ロック、水割り、ソーダ割りなど幅広く楽しめる
🛒 購入リンク
📌 意義と展望
- 世界的ソムリエの参画により、浄酎がワイン市場や国際的な飲料シーンで認知拡大する可能性が高まる。
- 日本の伝統酒と蒸留技術を融合させた浄酎は、世界市場における新しいカテゴリーの確立を目指している。
- 今後、飲食店や国際イベントでの展開にも注目が集まる。
まとめ
「浄酎 -JOCHU-」に大越基裕氏がアドバイザーとして参画することで、日本発の革新的な蒸留酒が世界的に広がる可能性が一層高まりました。伝統と革新を融合させた浄酎は、これからの日本酒・蒸留酒市場において新しいスタンダードとなるかもしれません。
山梨銘醸「七賢 純米大吟醸 白心」が IWC2025で“チャンピオン・サケ”に選出
山梨県北杜市の酒蔵・山梨銘醸株式会社は、同社の純米大吟醸酒「七賢 白心(はくしん)」が、2025年9月9日にロンドンで開催された国際品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2025」の日本酒部門において最高賞「チャンピオン・サケ」に輝いたと発表しました。
📍 蔵元情報
- 会社名:山梨銘醸株式会社
- 所在地:〒408-0312 山梨県北杜市白州町台ヶ原2283(台ヶ原本社蔵)
🏆 受賞内容と評価ポイント
- 受賞名:チャンピオン・サケ(International Wine Challenge 2025 日本酒部門)
- 評価されたポイント:酒米の磨き(精米歩合27%)、雪解け水を使った仕込み、−5℃で1年熟成など、原料と製法のこだわりが評価される。
- 出品数・規模:IWC日本酒部門には国内外で1,476銘柄がエントリー。白心はその中から選出されました。
🍶 白心の味わいと設計
- 酒米は地元・山梨県産を使用し、精米歩合27%という高精度で磨いている。
- 雪解け水を仕込み水とし、繊細で透明感のある味わい。
- 熟成はマイナス5度での蔵内低温で1年間。熟成による落ち着きと香味の調和が特徴。
🛒 購入リンク
📌 意義と今後の展望
- 日本酒の国際競争が激化する中で、日本の伝統蔵元が一つの頂点を獲得した意味。
- 品質に対する投資と伝統技術の融合が国内外で評価される流れを象徴する出来事。
- 国内消費者にも「白心」の存在感がさらに高まる可能性。蔵元としては安定供給と限定品の継続が課題となるでしょう。
まとめ
山梨銘醸「七賢 純米大吟醸 白心」の IWC2025「チャンピオン・サケ」受賞は、酒米の選定・精米歩合・仕込み水・熟成条件までの徹底したこだわりの成果です。限定性・希少性も伴う銘柄なため、購入・入手を希望される方は、公式ショップや取扱店の情報を早めに確認することをおすすめします。
大阪・関西万博公式ライセンス日本酒「EXPO 2025 Ⅵ Study」新澤醸造店より9月20日発売
2025年に開催される「大阪・関西万博」の公式ライセンス商品として、新澤醸造店(宮城県)が手掛ける特別な日本酒「EXPO 2025 Ⅵ Study:大阪関西国際芸術祭」が、9月20日より発売されます。万博の理念である「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、日本酒を通して文化と芸術の融合を表現しています。
📍 蔵元情報
- 蔵元名:新澤醸造店
- 所在地:〒989-6135 宮城県大崎市古川穂波3-8-30
- 代表銘柄:あたごのまつ、伯楽星
🍶 商品の特徴
- 商品名:EXPO 2025 Ⅵ Study:大阪関西国際芸術祭
- 発売日:2025年9月20日
- 特長:未来社会の多様性と調和を表現する限定醸造酒
🛒 新澤醸造の代表銘柄購入リンク
📌 意義と展望
- 大阪・関西万博の公式ライセンス商品として、日本酒が選ばれたこと自体に注目。
- 新澤醸造店は革新的な酒造りで知られ、国内外で高評価を得ている。
- 万博会場や公式ショップでの販売も予定され、日本酒文化の国際的発信の機会となる。
まとめ
「EXPO 2025 Ⅵ Study:大阪関西国際芸術祭」は、大阪・関西万博を象徴する日本酒として特別な位置づけを持ちます。芸術と文化を結びつけた限定醸造酒は、日本酒ファンのみならず、万博を訪れる国内外の来場者にとっても記念すべき一本となるでしょう。
haccoba、「はなうたホップス -SORACHI ACE-」を新発売
福島県南相馬市のクラフトサケ醸造所 haccoba が、限定シリーズ「はなうたホップス」の最新作となる 「はなうたホップス -SORACHI ACE-」 を発売しました。個性的な香りを持つ北海道産ホップ「ソラチエース」を使用し、日本酒とビールの垣根を超える新しい味わいを追求した意欲作です。
📍 蔵元情報
- 蔵元名:haccoba – Craft Sake Brewery
- 所在地:〒979-2335 福島県南相馬市鹿島区鹿島字北田76-1
- 特徴:クラフトサケの先駆けとして、ホップやスパイスなどを活用した自由な酒造りを展開
🍶 商品情報
- 商品名:はなうたホップス -SORACHI ACE-
- 使用ホップ:ソラチエース(北海道発祥)
- 味わい:爽やかな柑橘香とハーバルなニュアンスが調和、軽快な口当たり
- おすすめペアリング:洋風の前菜、ハーブを効かせた料理、クラフトフード全般
- 販売予定価格:2,420円(税込)
- 内容量:500ml/ 本
- 発売日:2025年9月19日(金)
- 販売期間:2025年9月〜売切次第終了
- 販売チャネル:
haccoba オンラインストア: https://haccoba.com/
haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET:12時〜17時(月曜・木曜休み)
その他お取り扱い店一覧: https://note.com/haccoba/n/n48a9ad45d07f
商品詳細URL: https://haccoba.com/products/hanauta-hops-sorachiace
📌 意義と展望
- 「ソラチエース」は世界的にも人気の高いホップで、日本発祥として再注目されている。
- クラフトサケにおけるホップの活用は、従来の日本酒ファンのみならずクラフトビール愛好者にも訴求力がある。
- haccobaの挑戦は、日本酒の多様性を広げる新たなモデルケースとなっている。
まとめ
「はなうたホップス -SORACHI ACE-」は、福島発クラフトサケの新境地を切り開く一本です。日本酒とホップの個性が融合したこのお酒は、自由な発想を持つ次世代の酒造りを体現しており、幅広い層の飲み手に新しい発見をもたらしてくれるでしょう。
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