【日本酒ニュース5本】2025年9月3日版|業界の最新トレンド|新商品・受賞・イベント【毎日更新】

毎日更新でお届けする「日本酒ニュース5本」シリーズ。
本日は、ダムの中で熟成される“ひんやり仕込み”、オーストラリア4都市での海外展開、関西最大規模の日本酒祭りのスタート、オリジナル“マイサケ”体験、そして全国各地に広がる秋の日本酒イベント……注目トピックを逃さずチェック!
- 天然クーラー活用!ダム内熟成の日本酒が話題に
- SAKE HUNDRED、オーストラリアでペアリングイベントを展開
- 「大阪タカシマヤ日本酒祭」今日から開催スタート!
- My Sake Worldが高島屋でオリジナル日本酒体験を提供
- 広島・札幌でも日本酒フェア開催予定、秋イベント続々
この記事では、話題のイベント情報から新しい日本酒の楽しみ方まで、5本のニュースをまとめてご紹介します。気になる話題をチェックして、ぜひ次の一杯やお出かけの参考にしてください。
ダム内“天然クーラー”で日本酒熟成 京都・日吉ダムで新たな試みが進行中

京都府南丹市の日吉ダム本体内部(年間約15℃)を活用し、瓶詰めした日本酒を低温・安定環境で熟成させるプロジェクトが進行中です。真夏でもひんやりとした「天然の冷蔵庫」を活かした熟成により、角が取れたまろやかな味わいを狙います。関係機関と蔵元の協力で実施されており、商品名など詳細は順次発表予定です。
何がニュース?(要点)
- 日吉ダムの内部空間(年間を通じ約15℃)で日本酒を熟成する実証を実施。
- ダムの恒温・高湿という特性を“天然クーラー”として活用。
- 商品名や発売時期は未確定で、正式発表を待つ段階。
ダム熟成の狙いとメリット
低温で温度変化が少ない環境は、日本酒の熟成において重要な要素です。日吉ダム内部は温度が比較的一定(約15℃)で推移しやすく、瓶内で穏やかな熟成が進むことが期待されます。香味の角が取れ、口当たりの丸みや旨味の統合が進む可能性があります。
熟成環境:日吉ダム内部とは
ダム本体の最下部は日射や外気の影響を受けにくく、年間を通じて15℃前後を維持しやすいのが特徴です。こうした“地下セラー”に近い環境は、日本酒だけでなくワインや食品熟成でも応用が見られる条件です。
今後の販売見込みとチェック先
ラベルや商品名などの詳細は調整中と報じられています。続報は公式発表や報道各社の追加記事で確認しましょう。なお、ダム熟成の文脈では、愛知・矢作ダムの貯蔵酒など既存事例もあり、ダム×日本酒の取り組み全体への注目が高まっています。
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参考:朝日新聞デジタル「ひんやり、ダム仕込み 日本酒熟成 京都・南丹市」 / 参考事例:矢作ダム貯蔵酒(豊田市観光協会 Facebook)
SAKE HUNDRED、オーストラリア4都市で日本酒ペアリングイベント開催

高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を展開するClear社が、オーストラリアで初の大規模な日本酒ペアリングイベントを開催します。対象都市はシドニー、メルボルン、ブリスベン、キャンベラの4都市で、計5回にわたり実施されます。
イベントの概要
- 対象都市:シドニー、メルボルン、ブリスベン、キャンベラ
- 開催回数:全5回
- イベント形式:日本酒と現地料理のペアリングディナー、トークセッションなど
- 目的:オーストラリア市場での日本酒文化の浸透と高級日本酒ブランドの拡大
なぜオーストラリア?
オーストラリアはワイン文化が根強く、食文化の多様性から新しいお酒への関心が高い市場として注目されています。特にアジア食・和食の人気が高まる中で、日本酒は“次の一杯”として期待されています。
SAKE HUNDREDとは
「SAKE HUNDRED」は「百年誇れる一杯を」をコンセプトにしたプレミアム日本酒ブランドです。代表銘柄には百光(Byakko)や深遠(Shin’en)などがあり、国内外の愛好家から高い支持を得ています。
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今後の展望
今回のオーストラリア展開は、SAKE HUNDREDが掲げるグローバルブランド戦略の一環です。今後は欧米やアジア諸国への拡大も見込まれ、日本酒の高級ブランド市場が広がっていく可能性があります。
参考:PR TIMES|SAKE HUNDRED、オーストラリアでのペアリングイベント開催
第8回「大阪タカシマヤ日本酒祭」が開幕!関西最大級の日本酒イベント

高島屋大阪店で、恒例の「日本酒祭」が2025年9月3日から8日まで開催されています。今回で第8回目を迎えるこのイベントは、関西圏でも最大規模の日本酒催事として、多くの日本酒ファンに注目されています。
イベント概要
- 開催期間:2025年9月3日(水)〜9月8日(月)
- 会場:高島屋大阪店 7階催会場
- 内容:日本酒の試飲販売、トークイベント、限定ボトルの販売
- 入場料:無料(試飲は有料チケット制)
注目ポイント
今年の日本酒祭は、ただの試飲イベントにとどまらず、以下のような魅力的な企画が用意されています。
- BAR形式の試飲コーナー:厳選銘柄をその場で味わえる人気エリア
- トークショー:蔵元や業界関係者が日本酒の魅力を語る
- My Sake World体験ブース:自分だけのオリジナル日本酒を調合できる新体験
関西の人気銘柄も多数登場
関西地酒を中心に、全国の有名銘柄もラインナップ。秋の新酒やひやおろしなど、季節限定の商品も多数登場予定です。
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来場のポイント
週末は特に混雑が予想されるため、試飲を楽しみたい方は平日の午前中が狙い目です。また、数量限定商品もあるため、購入希望の方は早めの来場がおすすめです。
参考:Winart.jp|第8回大阪タカシマヤ日本酒祭 / PR TIMES|大阪タカシマヤ日本酒祭 プレスリリース
My Sake Worldが高島屋大阪に登場!自分だけのオリジナル日本酒を体験
2025年9月3日から7日まで開催される大阪タカシマヤ日本酒祭に、人気の「My Sake World」が初出店。来場者は、自分だけのオリジナル日本酒(マイサケ)をブレンドできる特別な体験ができます。
体験内容
- 開催日:2025年9月3日(水)〜9月7日(日)
- 会場:高島屋大阪店 日本酒祭イベント会場
- 体験料金:税込5,500円
- 定員:1回につき8名限定
体験の流れ
- 複数の日本酒ベースから選択
- 香りや味のバランスを調整してブレンド
- その場で自分だけの「マイサケ」完成!
なぜ人気?
「My Sake World」の魅力は、“世界に一つだけの日本酒を作れる”という体験型コンテンツにあります。通常の試飲イベントでは味わえない特別感があり、日本酒ファンはもちろん、初心者や観光客からも人気を集めています。
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注目ポイント
体験は事前予約制ではなく、当日会場での受付となるため、希望者は早めの来場が推奨されています。イベントで作ったオリジナルブレンドはその場で味わえるだけでなく、持ち帰りも可能です。
広島・札幌で日本酒フェア開催決定!ご当地銘酒とグルメが集結
2025年秋、広島と札幌にて大型の日本酒フェアが開催予定です。各地域の地酒を中心に、酒蔵が直接出展し試飲や販売を行うほか、地元食材と日本酒を組み合わせたフードペアリング企画も予定されています。詳細は公式サイトで随時発表されます。
イベント概要(予定)
- 開催地:広島市内・札幌市内(会場は公式サイトで後日発表)
- 開催時期:2025年秋(具体日程は未発表)
- 内容:日本酒の試飲販売、酒蔵との交流、ペアリングフード提供
- 参加蔵数:各会場30蔵以上(予定)
注目ポイント
広島は「西条酒まつり」をはじめ吟醸酒の本場として知られ、札幌は北海道ならではの酒米を活かした日本酒造りが注目を集めています。両都市のイベントは、地域の魅力と日本酒文化を融合させた特別な催しとなりそうです。
楽しみ方
- 利き酒コーナー:複数の銘柄を少量ずつ比較試飲
- 限定酒販売:会場限定ラベルや新酒が登場予定
- フードペアリング:地元の特産品と日本酒を掛け合わせた特別メニュー
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今後のチェック先
開催日時や参加蔵リストなどの詳細は公式サイトで順次発表されます。特に人気銘柄や限定酒は売り切れ必至なので、早めの情報チェックがおすすめです。
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