【日本酒ニュース5本】2025年9月6日版|業界の最新トレンド|新商品・受賞・イベント【毎日更新】

毎日更新でお届けする「日本酒ニュース5本」シリーズ。
本日は、国内外での受賞報道や新作発表、秋限定商品の発売、そして地酒 × 食のイベントなど、注目のニュースが目白押しです。以下、特に注目度が高く、読者の興味を引きそうな5本を厳選しました。
- 香港のコンクールでSAKE HUNDREDが金賞多数受賞!
- 京都・たち呑みしゃーぷ5周年記念のオリジナル酒「彗ぷ 2025 Oukaimeden」登場
- 石川県で秋限定「ひやおろし」の販売がスタート
- 長野県で信州プレミアム牛との地酒マリアージュ品評会開催
- 広島三宅本店が初の日本産ウイスキー「瀬戸内」を10月6日に発売予定
この記事では、話題のイベント情報から新しい日本酒の楽しみ方まで、5本のニュースをまとめてご紹介します。気になる話題をチェックして、ぜひ次の一杯やお出かけの参考にしてください。
SAKE HUNDRED、香港「Oriental Sake Awards 2025」で金賞を多数受賞
香港での大規模日本酒コンテストで快挙
高級日本酒ブランドとして知られる「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」が、香港で開催された国際的な日本酒品評会「Oriental Sake Awards 2025」において、複数の部門で金賞を獲得しました。アジア圏を中心に注目を集める同コンテストでの受賞は、海外市場におけるブランド価値のさらなる向上につながると期待されています。
受賞銘柄と特徴
- 百光 別誂(ひゃっこう べつあつらえ):果実のような香りと上品な甘みが特徴
- 百光(ひゃっこう):バランスの取れた味わいと透明感で人気
- 現外(げんがい):力強さと奥行きのあるフレーバーが評価
特に「百光 別誂」は、審査員から「国際的に通用する華やかさを備えた一本」と高く評価されました。
日本酒のグローバル展開に弾み
SAKE HUNDREDはこれまでもアジアや欧米での展開を進めており、今回の受賞はブランドの国際的な知名度をさらに押し上げるものとなりました。今後は香港やシンガポールを中心に、より幅広い地域での販路拡大も期待されます。
購入リンク
受賞銘柄は国内でも入手可能です。オンラインショップでは以下から購入できます。
参考
SAKE HUNDRED 公式サイト
Oriental Sake Awards 公式サイト
京都「たち呑み しゃーぷ」5周年記念!オリジナル日本酒「彗ぷ 2025 Oukaimeden」限定発売

人気たち呑み店が記念酒をプロデュース
京都・烏丸御池にある人気立ち飲み店「たち呑み しゃーぷ」が、開業5周年を記念してオリジナル日本酒「彗ぷ(すいぷ) 2025 Oukaimeden」をリリースします。
お披露目会は2025年10月1日(日本酒の日)に店舗で開催予定で、数量限定のため当日は混雑が予想されます。
「彗ぷ 2025 Oukaimeden」とは?
この記念酒は、京都の地酒をベースにした特別仕込み。フレッシュで爽やかな飲み口と、果実を思わせる華やかな香りが特徴です。店名「しゃーぷ」にちなみ、キレのある味わいに仕上げられています。
お披露目イベント詳細
- 開催日:2025年10月1日(水)
- 会場:たち呑み しゃーぷ(京都市中京区)
- 内容:オリジナル日本酒の試飲、限定ボトル販売、特別メニュー提供
イベントは予約不要で、当日先着順での参加が可能です。
購入方法
「彗ぷ 2025 Oukaimeden」は、イベント当日に店舗で販売されるほか、数量限定でオンライン販売も予定されています。詳細は公式SNSで発表される予定です。
関連リンク
石川県、秋限定「ひやおろし」日本酒の販売がスタート
秋の風物詩「ひやおろし」とは?
石川県内の酒蔵から、秋限定の日本酒「ひやおろし」の出荷が9月5日より始まりました。
「ひやおろし」は、冬から春にかけて仕込んだ新酒を一度火入れして貯蔵し、夏を越して味わいがまろやかになったタイミングで出荷される秋限定の日本酒です。
冷やして飲んでも常温でも、季節の食材と相性抜群とされ、毎年楽しみにしているファンも多いジャンルです。
石川の注目「ひやおろし」銘柄
- 天狗舞(車多酒造):芳醇で旨味ののった味わい
- 手取川(吉田酒造店):やわらかな香りとバランスの良い酸味
- 宗玄(宗玄酒造):キレと落ち着きのある飲み心地
各蔵元では9月上旬から順次販売が始まっており、県内の酒販店やオンラインショップでも購入可能です。
おすすめの楽しみ方
秋刀魚やきのこ、栗ご飯など、秋の味覚との相性が抜群。
特に「天狗舞 ひやおろし」は脂の乗った魚料理とよく合い、「手取川 ひやおろし」は鍋料理の季節にもおすすめです。
購入リンク
参考
長野「信州プレミアム牛×地酒」マリアージュ品評会を開催
信州の食と酒の魅力を発信
長野市で、地元のブランド牛「信州プレミアム牛」と県内の地酒を組み合わせたマリアージュ品評会が開催されました。
イベントには料理人、日本酒ソムリエ、酒蔵関係者などが参加し、牛肉の部位ごとの旨味と日本酒の相性を審査しました。
注目の日本酒と組み合わせ
- 真澄(宮坂醸造) × サーロインステーキ:芳醇な香りが脂の旨味を引き立てる
- 大信州(大信州酒造) × ローストビーフ:爽やかな酸が肉の甘味と調和
- 水尾(田中屋酒造店) × 焼肉:キレのある味わいが脂をさっぱりと流す
審査員からは「日本酒は肉料理にも合うことを再確認できた」との声が寄せられました。
長野の酒蔵の新たな挑戦
長野県は酒蔵数が全国2位を誇り、食とのペアリングイベントにも積極的に取り組んでいます。今回の品評会は、観光資源としての日本酒の価値を高める狙いもあり、今後も継続的に開催される見込みです。
購入リンク
参考
広島・三宅本店「SETOUCHI DISTILLERY」初のジャパニーズウイスキー「瀬戸内」10月6日発売

老舗酒蔵がウイスキー市場に参入
広島県呉市で日本酒「千福」を造る三宅本店が、新設した「SETOUCHI DISTILLERY」から初のジャパニーズウイスキー「瀬戸内」を2025年10月6日に発売します。
1873年創業の老舗酒蔵が培った発酵技術を活かし、新たなステージに挑む注目のリリースです。
「瀬戸内」ウイスキーの特徴
- 原料:国産麦芽を使用
- 熟成:瀬戸内海の気候を生かした樽熟成
- 味わい:柔らかな口当たりとフルーティーな余韻
ラベルデザインには瀬戸内の穏やかな海をイメージした青を基調とし、海外市場も視野に入れたブランディングが行われています。
発売日と販売方法
- 発売日:2025年10月6日
- 販売:三宅本店オンラインショップおよび全国の特約店
- 価格:7,700円(税込・700ml予定)
日本酒ファンにも注目の一本
日本酒「千福」で知られる蔵元が手掛けるウイスキーとあって、日本酒愛好家の間でも話題となっています。
「日本酒蔵が造るウイスキー」というユニークなストーリーは、訪日観光客向けにも魅力的な要素となりそうです。
購入リンク
参考
三宅本店(千福)公式サイト
SETOUCHI DISTILLERY 公式サイト
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